㈿日本店装チェーンは9月8日(金)~9日(土)に『長崎クリニック』を実施しました。

2017年9月28日

宝石店店舗デザイン/㈱バル・プランニングは【㈿日本店装チェーン長崎クリニック】9月8日(金)~9日(土)に参加しました。

(※協同組合日本店装チェーンは商業施設企画、設計、施工プロ集団です)

今回は2015年、世界文化遺産「※明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」に登録された、長崎建築物巡りです。

 先ずは「軍艦島」上陸大作戦と題して、長崎の常磐2号桟橋から作戦がスタート。

 

 波の好条件で早速に上陸開始。

軍艦島フェリー

端島は、通称:軍艦島(ぐんかんじま)の長崎県長崎市にある島。

明治時代から昭和時代にかけては海底炭鉱によって栄え、1974年の閉山にともなって現在は無人島です。

明治時代に建造された、「天川工法」と呼ばれる伝統的な石組で組まれた護岸は、補強された表面のコンクリートが崩落した部分から、①世界遺産である石組は内側から見ることができます。

石組

②海底坑道も、世界文化遺産に指定されています。

海底坑道

 軍艦島上陸記念証明書を頂きました。

0001 

続いて、グラバー園の中の日本に現存する木造洋館として最古のもので、世界遺産である旧グラバー住宅1863年)へ。

グラバーグラバー2グラバー3

南山手の外国人居留地でもっとも立地の良い場所で、長崎が一望できます。

日本に現存する最古の洋風木造建築。

バンガロー様式、扇型の屋根に瓦葺、レンガの煙突、コロニアル風大型窓、外壁は竹木舞の下地に漆喰塗、小屋組は和小屋など和洋折衷の洗練された邸宅。

天井は板に紙貼り、床は廊下と広間をリノリウム、ほか板敷。

開口部は内開きの両開きガラス扉に鎧戸、上部に扇型の欄間。

ベランダはドリス式円柱を立て、柱間には菱組透かしのスパンドレルを設け、ベランダの床は天草石の四半敷、天井は網代組透かし張りで、細部まで見応えがありました。

 大浦天主堂は、1865年に建立された日本最古の現存するキリスト教建築物。

大浦天主堂大浦天主堂2

1953年、国宝に指定されました。

また、2007年にユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストへ掲載が決まった「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を構成する文化財の1つです。

 

当初の建築様式3本の塔を持つゴシック風の構造、正面中央の壁面はバロック風で、外壁はなまこ壁という特殊な意匠。

1875年~1879年 天主堂の大規模な増改築が実施され、外壁を煉瓦造にあらため完全にゴシック風の建物に。

増改築以前の建物も見てみたい思いです。

大浦和天主堂 

2日目、まるごと長崎車窓コースに乗車しました。

まるごと長崎車窓コース

まるごと長崎車窓コース地図

 

 

 

 

窓から眺めることができる観光地は以下のルートになります。

日本二十六聖人殉教地→旭大橋→稲佐悟真寺→稲佐山展望台→浦上川→原爆落下中心地→平和公園→如己堂→浦上天主堂→長崎大学医学部→一本柱鳥居→坂本国際墓地→諏訪神社→眼鏡橋→崇福寺→思案橋→史跡料亭花月→唐人屋敷跡湊公園→オランダ坂→出島→水辺の森公園

21ヶ所も巡ります!!

1ヶ所目の二十六聖人殉教地を通過し、旭大橋を渡り、長崎のランドマークである稲佐山に向かいます。

 

稲佐山展望台は、長崎の街を一望でき昼夜とも景色は格別です!

稲佐山展望台2

浦上天主堂 ― 一本柱鳥居 ― 諏訪神社と、次々に長崎の観光名所を車窓から眺めます。

 音声ガイダンスでは、各観光地の紹介や地名の由来を聞くことができます。

創業300年以上のべっ甲店の老舗・江崎べっ甲店に。

鼈甲屋

すぐそばの眼鏡橋にも行きました。

眼鏡橋

 愛宕・唐八景方面から中心地に降り、水辺の森公園を通り、終着地の長崎駅へ向かいました。

水辺の森公園では、この日も豪華客船が停泊していました。

水辺の森公園

 駆け足でしたが長崎の世界遺産と長崎の歴史を一通り見学できました。

 

平和公園